D.Gray-man
どうしたの?
「ふふふ〜ん。久々にアレンからのご招待さぁ」
「五月蝿いぞ、赤ニンジンウサギ。『のろけ』なら他のトコでやりやがれ!」
食堂で軽めの軽食を取りながら、隣の神田に聞こえるように話すのは惚気たい気分のラビ。
ラビはやっと恋人の仲に昇進したものの、恥ずかしがりやで、まだ色恋に疎いアレンからの招待に有頂天だ。
ちなみにまだ身体の関係は片手で数えても余る程度。
「ユウちゃん冷たいさー!」
どうしたんさ?
そもそもアカニンジンウサギって何さ?
「五月蝿ぇっていってんだろぁおおお!」
これが怒らずにいられるかぁああ!!
神田はラビの惚気光線に六幻を取り出す始末。この教団内にAKUMAは居ないだろうが、何故かいつも六幻を持ち歩く神田にラビは『六幻が恋人』という噂があながち外れてないと思った。
「ちょ…悪かったって!だから六幻しまうさー!」
ロクでもないことを考えていた間にラビの目の前に六幻の切っ先が突き付けられた。さすがに不穏な気配にラビは叫んで親友に謝る。
やっと気が落ち着いた神田は六幻をしまい、ソバがのびないうちにと早々食事を再開した。
「食事ぐらいゆっくり食べさせろ!つかソバはデリケートなんだ、のびたらお前の所為だぞ!」
「…ユウちゃん、デリケートなんて言葉使うんか?俺知らなかったー」
「う・る・せ・え・よ!俺のことを何だと思ってやがる!」
ラビは素直に感心したまでの台詞を述べただけだったが、神田にとってそれは禁句に近い。何しろ常識が欠けている「バカンダ」の異名を持つ彼の神経を逆撫でする発言だったからだ。
ちなみに常識が欠けていているからといって皆「バカンダ」呼ばわりはしない。
なんだかんだ(神田!)とラビの茶々入れに逐一突っ返し突っ込みを入れる神田はラビにとっても良き友人であり、神田にとってもラビは欠かせない友人である。
「ん〜?神田ユウ、日本人、18歳、誕生日は6月6日…」
「いい加減どっか行きやがれ!!」
ブックマンの記憶力とは恐ろしいもので、ラビは付随して思い出される神田ユウのプロフィールをだらだら話し始めた。さすがにそれは予想外の答えに神田は今度こそ切れて食堂の椅子とテーブルを一つ、真っ二つに裁断してしまった。
ラビもこれには言葉を止めて食堂からさっさと退散し、アレンの部屋に向かうことにした。
「万年片思いのユウちんには分からないさね」
ラビは一人回廊を歩きながら呟いた。
このあとひっそり「1. 寝ぼけてる?」に続いてちゃったり・・・
アレンでてきてませんが一応ラビアレ+神田で。
あああっ石と槍投げは止めて下さいぃぃ…運動神経ないから避けられなi…
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