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合流
「アクマ達が復活しているだと?」
「そう。厳密には違うかもしんないけど、俺が見たのとそっくり同じなアクマさ」
ラビの発言にアレンは先ほどの言葉が正しい事に気付いた。
「そういう能力をもつ奴があの中にいるってことか?」
「そう考えるのが妥当な線だろうな。どうする?」
「どうするも何も見つけだしてさっさと始末するだけだ」
アレンもラビもその言葉に頷く。
〈けどやみくもに探しても見つかりませんよね、まず〉
「そうだな、やみくもに探しても見つかるはずないさ。恐らくそういった能力系を持つ奴らってのはずっと離れた所でアクマ達をサポートしているようなもんだからさ」
「ずっと離れた所・・・上空か?」
「うーん濃厚なセンだな」
「だとして、どっちが行く?」
神田は基本的に他人を頼らない性格だから、アレンが居てもその力に頼る事はまずしない。アクマが上空にいると仮定して、ラビと割り振りを決めようとする。
「俺が行ってもいいが、上空ならお前の槌が適任だろう?」
「まあ・・・と、その前にちょっと待っててな」
「?」
「というわけで」
〈ラビ?〉
いきなりラビはアレンを振り向き、元来のニッコリとした人なつっこい笑みを浮かべて見せた。
「もうこっちは大丈夫だ。アレンも早く本体に戻るさ。じゃないと本当に戻れなくなるぞ?」
〈本当に?〉
ラビの言う事だ。信じたい。けれど心配。
アレンはどうすべきか迷う。ここは確かにラビの言う通りその言葉に従うべきだ。
『今の僕にも出来ること』
信じて待つ事も重要だ。第一、ここで最後までアレンがついていてはラビや神田の力を信じていないことになる。
〈そうですね〉
信じないでどうする。
アレンの胸の内は決まった。
しかし戻る方法はわからない。来たときだって突如『何か強い力』に引っ張られてやって来たのだから、果たして自分の意思で帰れるものかどうか。
〈けど・・・どうやったら戻れるんでしょう?〉
「自分の身体に戻ることを念じるとか?」
やってみるさ?と言われて、アレンは黙って頷いた。
〈ラビ、一足先に戻ってますから、早く帰って来て下さいね〉
「分かった。必ずここを早く片付けて戻るさ」
ラビの頼もしい言葉に、アレンは安心して目を閉じた。
続く→8へ
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